人工芝の選び方
人工芝の選び方
多数のサンプル請求をしてお手元に各社のサンプルがあると思います。複数のサンプルからお好みの製品を選ぶ方法は、「色」「クッション性」「手触り」「価格」「会社の信用」 などが考えられます。
人工芝を選ぶ時に色や感触などの風合いなどあなたの好みで選択すると後悔することがあります。人工芝選びに重要なのは芝葉の密度です。1平方メートルあたりに芝葉の束(裏側のステッチ)がどれだけあるか、一束(ステッチ一つ)に芝葉の糸が何本使われているかで密度が決まります。
人工芝のチェック方法
指による確認
サンプルが届きましたら目の前に各社のサンプルを並べます。そして、上から指先を人工芝に突っ込んでみます。
突っ込んだときに芝葉が植えてある基布(バッキング)まで簡単に指が届いてしまう製品は密度が低い製品と言えます。密度の高い製品は、芝葉の隙間が少ないので指先をグリグリとねじ込まないと基布まで指先が届きません。
このチェック方法は感覚的な方法になりますので、もう一つ数によるチェック方法があります。
このチェック方法は感覚的な方法になりますので、もう一つ数によるチェック方法があります。
定規を使用して確認
定規で縫い目のラインを10cm測って下さい。この10cmの間にいくつ縫い目(芝葉の束)があるか数えて下さい。
高密度と言われる人工芝なら10cmに17個~19個の縫い目(芝葉の束)があります。
人工芝の芝葉の束で確認
人工芝の裏から芝葉の束を爪で掴んで一束引き抜き、その束の糸の数を数えて下さい。
一般的な人工芝は芝葉の一束に12本の糸が使われているものです。ストレートの緑の糸が8本、縮れて枯れているように見える糸が4本という組合せです。糸の数が18本以上あれば高密度と言えます。
繰り返しますが、人工芝を選ぶポイントは芝葉の密度が高い製品を選ぶことです。その理由は芝葉の密度が低い製品ですと半年から1年ほどでとても悲しい状態になります。また、人工芝の耐久性は密度によって決まるといっても間違いありません。
まずは先にも書きました指を突っ込んでみるチェック、芝葉の束と芝葉の数のチェックをしてください。
密度の低い製品を選ぶとどのようなことになるかはこちらをご覧ください。