草取り
まず、人工芝を敷く場所の草取りを行います。
ここで出来る限り丁寧に現在生えている全ての草を取るに事によって、人工芝を敷いた際に、よりシワガなく綺麗に敷く事が出来ます。
どうしても草取りは面倒!という方は全ての草をとる必要はありません。
草を足で踏んでみて、明らかに凸凹しているなぁと感じる草は必ず抜いてください。
人工芝を敷いた際に大きなシワの原因になったり、芝の上を歩いた際に凸凹した感じが残ってしまいます。
直接足で踏んでみて、ほとんど踏んでいる感覚がないような柔らかい草はとらなくても問題はありません。
防草シートを敷き、更にその上から人工芝を施工するため、光が当たらず光合成が出来ないため、やがて枯れて土へとかえってしまいます。
※しかし、あくまで自己責任でお願い致します。雑草は全て抜いて頂く事を強くお勧め致します。
次に石やコンクリートの破片など、硬い物は出来るだけ丁寧に取り除いて下さい。
大きな石などが残っていると人工芝を敷いた際に凸凹になってしまったり、いくら
人工芝がクッション性の高い物であったとしても踏んだ時にゴツゴツ感が出てしまいます。
※この作業を怠ると、後々後悔することになりかねませんので、面倒ではありますが頑張って作業してください!
※草をとるのが面倒だと、たまにスコップやクワなどを使って、全面の土を掘返して草取りをしようとしてしまう方がお見えになりますが、あまりお勧めは出来ません。
土を掘返すことによって、地面が耕されて柔らかくなってしまいます。人工芝の施工の為に土の上を歩いているうち、どんどん歩いた所が凹んで凸凹になってしまいます。
また抜いた草に土がかぶってしまい、ゴミ袋に入れる際に土だらけではらうのも大変ですし、結局取り切れずにゴミ袋の重量も重たくなってしまいます。しかも、しっかり草を抜いたつもりでも草が上手く抜けずに残っていることの方が多いです・・・。
誰でもわかる草取りベストタイミング
☆雨が上がった後、水たまりもなくなり少し地面が渇いてきた時がベスト☆
地面が濡れて緩くなった状態の方が、根まで簡単に除去することが出来ます。しかし、あまりに地面がドロドロすぎると大量の土まで一緒にひっついてきてしまいます。また、ドロドロの為に少々土をはらった程度では落ちず、ゴミ袋も土だらけになってしまいます。
土が少し渇いてきて、全体的に湿ってるなぁ~というタイミングがベストです。
草取りの定番!!の道具
波刃のコンコン鎌
「コンコン鎌」という名称で販売されている道具です。
刃先は波刃になっており、「切る」というよりも、草の根を引っ掛けて抜き取りやすい形状になっています。コンクリートの間に生えた雑草などをコンコンとするような感じで除草できます。
三角ホー
刃が三角形をしているので、土をならしたり、うねや溝を作ったり、種子をまいた後覆土するのに最適です。頭部辺の両面には刃が付けてありますので、庭や花壇など草取り作業にも適しています。底辺部では土ならし作業も楽に出来ます。
立鎌ホー
立ったまま腰を曲げずに楽に除草作業ができます。
片手ホー
掘る・砕く・削るの一丁三役。
草削りとして、時には鍬として作業ができます。
ねじりガマ
草取りをする上で広く一般に用いられているのがこの「ねじり鎌」です。
右利きの方が使いやすい形状となっています。